2019年2月12日火曜日

【御礼】ブックンロールオキナワ2019、無事終了しました

ブックンロールオキナワ2019、無事に終了いたしました。
2018年10月に開催される予定のはずが、台風に見舞われて延期となり、そこからの仕切り直し。多くの方にご迷惑とご心配をおかけしました。

ですが、おかげさまで会場は満員御礼で立ち見も出るほど。新聞の取材も来てくださり、たいへんにぎやかなイベントになったと思います。フードを持ち込み自由にしたので、ご来場のみなさま食事しながら和気あいあいと楽しんでくださいました。イベント会場のスタッフさんは「ビールを仕入れに何度も走った」そうですよ(笑)。

仕切り直しになったことで出演ができなくなった方もたくさんいました。それまで練習にも打ち合わせにも一生懸命取り組んでくださったのに、それぞれに致し方ない事情があって無理を言うわけにはいかないのですが、見ていただけないと思うとたいへん心苦しく……。

ところが。
会場に、そうしたみなさんのお顔がチラホラ。
無理をおしてご来場くださったのです。

「事情によりどうしても出演は難しいけど、頑張って来ました。応援しています」という方ばかりで、その気持ちにもうもう胸が熱くなるばかり。おひとりおひとりの名前を出すことはできませんが、心から感謝申し上げたいと思います。

また、急きょの内容変更にもかかわらず、新規メンバーを入れるなど対応してくださったバンドの方々、トークにご対応くださった方々にも深く感謝いたします。

------------------------------------------
ゲストとして今回も東京から来てくださった空犬太郎さんが、ブログ「空犬通信」で詳細なレポートを書いておられます。

当日の様子です
沖縄ブックスポット巡り その1 図書館編(恩納村文化情報センター)
沖縄ブックスポット巡り その2 図書館編(沖縄県立図書館)
沖縄ブックスポット巡り その3 書店編
沖縄ブックスポット巡り その4 買ってきた本

------------------------------------------

【ライブの部】、じつは、当日になるまで各バンドの演奏がどんなふうになっているのか、主催者である私も知りませんでした(それでいいのか)。ふたを開けてみたら、ロックあり、昭和歌謡あり、ラップあり、フォルクローレあり、オリジナルソングあり。

編成も、ホーンやカホンやウィンドチャイムを使った大所帯バンドに、南米の「サンポーニャ」という笛や鍵盤ハーモニカみたいな楽器「アンデス」を交えたアコースティック、そしてエレキなロックバンド、マイク1本のパフォーマンスまで本当にいろいろ。普通に音楽イベントとしても充実した内容になっていたと思います。

「おお〜」という客席からのどよめきが時々で上がっていました。
みんな才能スゴイのね……。

私は「炭酸水」というバンドでサブギターとして出演しました。

【トークの部】では、取次や図書館といった現場のお話をたくさん伺いました。まあ、けっこう専門的な話だったかもしれませんが、なぜか会場から爆笑が何度も起きていました。「そうそうそう、こういうことがやりたかった!」ってステージの上から(慣れない進行に苦労しながら)思っていました。これは、話者のみなさんの魅力に尽きますね。

本や本屋のことって、なんだか「マジメー」とか「難しそうー」とかって思われることが多いですよね。自分がイベントに行く側だったら、「マジメー」とか「難しそうー」って感じてしまうイベントは、どんなに内容に価値があったとしても敷居が高く感じてしまうはず。

ですがこれが「本にかかわる人たちがバンドやるってよ!」「現場の話、なんかめっちゃ面白いみたいよ!」っていう切り口だったらどうでしょう。もちろんマジメな話もするんですけど、受ける印象はぜんぜん違うはず。そして実際に参加した人から、「面白かった」「すごかった」「楽しかった」という声もたくさん聞こえてきています。

これが、ブックンロールという「仕組み」の魅力でもあると思います。
あらためて、ブックンロールを生み出してくれた空犬太郎さんに感謝、深謝いたします。

今年のブックンロールについて、いくつか新聞でコラムを書きましたので、次回以降にアップしたいと思います。




0 件のコメント: