2016年12月30日金曜日

ちょっとだけ〜2016年を振り返って(3)〜

ブックンロールオキナワ2016の期間中。
いろいろな人にお会いしましたが、とても印象に残った言葉をひとつだけ。

イベントにかかわってくださった方が、こんなことをおっしゃっていました。

「本屋のこと、あるいはそれに関わることに取り組んだり、情報を探したり、発信したりするのは、楽しくもあるけれどやっぱりすこし大変なこともある。だけど、本屋のことをほっといても取り上げてくれる時代じゃない。ほかの誰かがやってくれるわけでもない。だから、毎日毎日、ちょっとだけ無理して、頑張って、本と本屋に関わり続けている」

2016年、ブックパーリー・ブックンロールオキナワ、そして仕事の中でも、「日々ちょっとだけ無理をして頑張っている人」をたくさん見ました。

自分のことも顧みてですが。
無理をしない方が本当はいいのかもしれませんし、見合うだけの利益があったかどうか、結論をすぐに出すのは難しいでしょう。かといって私は、その「無理」を否定することは簡単にはできないなぁ、と思っています(全肯定もできないですが)。

たぶん、その中に、生きるということのなんらかがあるような気がしています。

そんなことで今年の振り返り記事は終わります。また来年も、本の周り、そしてブックンロールオキナワ2017でお目にかかれますよう。

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